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by 切腹ザムライ  at --:-- |  スポンサー広告 |   |   |  page top ↑

束縛太郎 その3

僕はいまだに キミの檻のなかに住んでる

キミはもういないのに キミの束縛のなかで

今日も 僕は暮らしてる


僕が帰るのは キミの思い出にあふれたあの檻のなか

何も捨てられないままに 放置してあるきみの物たち

思い出と過去の国は 明日だけを見つめるこの街のなかで

今日も立派に存在してる


キミが去り 檻からでて見た自由の世界

僕は 檻のなかで思い描いていたほど この自由を

うまくは泳げないでいるよ

誰も僕のことを大切には思わない世界で

ともに時を過ごしてもらうためのアポイントをとるだけでも

一苦労で

あの頃 檻のなかにきみと閉じ込められることが義務付けられていた週末を

窮屈だと感じていた自分が滑稽なほどに

誰とも時を重ねられないまま

今日もひとりで 檻のなかで 思い出している


はじめから無いものを 必死で探そうって意欲も

若さとともに失われてしまって

思い出すことで ちゃんと存在するこの檻の固さだけを

今日も 僕は確かめている





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by 切腹ザムライ  at 14:17 |  恋愛関係 |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

束縛太郎 その2

「お邪魔しまーす

ってアレ、なにこれ?

前こんなんあったっけ?」


「みりゃわかんだろ、檻だよオリ!

今作ってる途中なんだから、触んなよな」


「え、なに檻って?

なんか猛獣でも飼いならすの?」



「バカ!





俺が入るに決まってんだろ!




ほら、俺、彼女できちゃったからさ」



「え?なに?SM?

彼女王様に命じられて 自分の小屋作ってんの?」



「ばっかだなぁ、彼女がそんなこと言うわけねーだろ!

でもな、毎日思うんだよ

彼女のことをさ・・・

今、なにしてっかなぁ・・って




もしかして、今頃不安になっちゃってないかなぁ・・・

って思っちゃったらもう大変!!

そうなると もう逆に俺が彼女が不安になってないか不安になっちゃって


彼女が不安になってないかなぁ、って心配して不安になるのに疲れて

こうして 檻作ってさ

で、毎日ネットで監視できるようにしようと思ってんの!

ほら、これ、ライブカメラね、これをさ

こうやって檻のほうにむけてさ

毎日、俺がちゃんとここにいるって、見れるようにするんだ


そうすればさ 彼女も不安にならないだろう


毎日檻のなかでおりこうさんにしてる俺が

ライブで見えてるわけだからさ


そうすれば


彼女が不安になってないかなぁ、って俺が不安になることもないわけで


すげー いいんだよね

このシステム!


俺って ほとんど天才かも・・・



毎日 電話やメールしてるだけじゃあ

女の子っていうのは ダメなんだよ!!


常に不安になっちゃう生き物だから

ちゃんと愛を示さないと・・・



檻に入って監視させるぐらいの愛がないとさ・・



たださー、俺ちょっとうんこ長いじゃん?

そんときちょっと不安にさせちゃうかなぁ・・って思っちゃうんだよね

やっぱ、檻から十分以上でたらゲームオーバーみたいなさ

そういうルールが必要かな って思うんだけど・・・


愛のために うんこはやくしなくっちゃな!

あぁぁあああああいいいいい!!!





どうだ?おまえも彼女とか作ったら?

楽しいぞ、毎日がさ、生きてるって感じがして・・




もしよかったら、彼女の友達で

いい娘いたら、紹介してもらおうか?」



「いやぁ・・・俺は、まだ、いいかな、うん

なんだかんだ言って・・一人が好きだし、さ

愛とか・・・よくわかんねーから」



by 切腹ザムライ  at 17:40 |  恋愛関係 |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

束縛太郎

「さぁ・・選びなさい

私と生きるのか・・世界を生きるのか・・」


目の前には猛獣用のおりがあって

それに手をかけながら 鋭い眼光でせまる彼女がいた


彼女は本当に魅力的な女の子で

職場の誰からも好かれる カントリーマァムのような存在だった



僕が彼女に恋をするまで

そう時間はかからなかった・・・



そして、僕は今

彼女の家の檻の前にいる



彼女は言った



男はバカだから

世界に放し飼いにすれば必ず浮気をしてしまう


この檻のなかで 飼うのが男の正しい付き合い方だ と



「ここで暮らすなら

衣食住 全て私がめんどうを見るわ


そのかわり

世界をあきらめてね



私以外と交わることは金輪際なく

この部屋と檻の中だけが あなたの空間なの・・・



さぁ、選びなさい


このくだらない世の中と

私の愛・・・



どっちの中で 生きていきたい?」




考えたすえ、僕がだした結論は・・



「わかったよ・・・

僕は本当に きみのことを愛してる・・・


じゃあこうしよう

その檻に



週一くらいで入る

っていうのはどうだろう?


名案だと 思うのだけれど・・・」



「・・・いいわよ」


そう笑いながら彼女にうながされて

一度入ったその檻は



もう 二度とでられない仕組みになっていた・・・



僕はここで 永遠の愛に生きるのだそうだ・・・



せめて


ブログを書かせてくれ



とおねがいしてみよう・・・


このネットを通してだけでも

世界とつながることを 許してもらいたい





by 切腹ザムライ  at 13:59 |  恋愛関係 |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

さみしい時代の週末

「週末遊ばない?」と僕がアイツに送ったメールの返事は

いつものように「ちょっと待ってて、まだ予定がわからない」で


僕はやっぱり あぁ、このバカの友達ランクは

やっぱりDではなく Eだな

と修正を考えた


僕の携帯電話は 友達ランクごとにフォルダわけされていて

それぞれ着信音もちがう



Cが こちらからメールや電話で連絡しなくても 

向こうから連絡してくれる人
で 


それを基準として


Cのなかで いいやつ がB


こちらから連絡すれば返事が来るやつが友達ランクDで


その中でクソなヤツがEにおとされる



というわけだ



僕は この程度のクソを誘わないと

週末遊ぶ友達がいない自分が ほんとに情けなく思う



自分から連絡しないと連絡こないようなやつの連絡先が

大半をしめる携帯電話をにぎりしめて

僕は週末の空白を見つめる


永遠にうまらないフォルダAおよびB

Cさえほとんどない

僕に連絡をとりたがる友達は

僕の周りには 全然いないのだ という事実が

絶対の空白として デジタルにつきつけられる



彼がいつも 僕の「週末あそばない?」に対して

タイムラグをもうけるのは


その週末に僕と遊ぶより

もっとおもしろい予定が入るかもしれない


と考えているからだ



だから とりあえず 他の予定が入るスペースとして

まだ 僕との予定は保留にしておく


僕の先約では 彼のスケジュールは塗りつぶせない




補欠だ



あの程度の男にさえ 補欠扱いされながら

僕は 週末の予定を組まなくてはならないのだろうか・・


一人で本でも読んで過ごそう・・・



そう思っていたとき 別の携帯が鳴った


まみからのメールで

「今度の週末、遊ばない?」とのこと



僕は四つの携帯電話を並べておいて

友達専用のクソ電話を叩き潰した



僕は けっこうがんばったよ

でも あいつらが僕のことを必要としなかった



残りの三つの電話は 僕の週末をほしがる声で満ちている


愛の数だけの携帯電話



僕の週末は 修羅場の隣でしか

必要とされないタイプのものらしい・・・



大人になったら 友達はいらない

愛があれば それでいいんだ



テーマ: 本日の日記 -  ジャンル: 日記
by 切腹ザムライ  at 13:41 |  滅びし日本の姿よ |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

そんな根拠のないものにもとづいて行動されちゃ、こっちはたまったもんじゃないわよ!

「なんかさー たけしが

会社辞めてミュージシャンになるとかいいだして

ほんと大変だよ!



なんで突然そんなこと言い出したの?



って私が聞いたら



「なにか、根拠のない自信が

わきあがってくるんだ」




ですって!!



そんな根拠のないものにもとづいて行動されちゃ

こっちはたまったもんじゃないわよ!ねぇ・・・



私さ 今年 すごい出会いの年らしいのね

あの ananの占いによると・・・



やっぱさ これは もうたけしと別れて


違う男との出会いにかけたほうがいいよね?



だって せっかく出会いの年なんだもん ね?

ゆうこも そう思うでしょ?」



テーマ: (・∀・) -  ジャンル: 日記
by 切腹ザムライ  at 23:39 |  恋愛関係 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

それなりの未来 ザ・茶番

やっと気づいたよ

俺がバカなのはゆとり教育の弊害だったんだ

もう、国に認められちゃったからね

国家認定済みの間違った教育を受けた世代だよ 俺は

はぁ・・だから俺はこんなにバカなのかぁ

がってんがってんだよ ちくしょう

あぁ、めんどくせー

これからあの人、ほら、ゆとり教育だから

あぁ、だからねー


ていわれて生きるのかぁ・・めんどくせーなぁ



やっとわかったよ 俺がネガティブなのは

就職氷河期世代だからなんだ

何やってもうまくいく気がしねーし

バブルで好き勝手生きてきたくせに

崩壊で軒並み自信を失った親から

とにかく安定が一番だいじなのよ と

自らの失敗を教訓として

刷り込まれて育った世代

だから こんなにも希望がないんだなー

ぁあ 死にてー

世のなかつまんねー



まったく 最近の若いもんはほんっとふがいない

まず 目に力がない

わしらのころは そりゃあハングリーだったもんさぁ!

並んでる株は軒並み買って

不動産物件渡り歩いて

とにかく買えば儲かったからねぇ

やる気に満ち満ちてたよ うん

それが今はどーだ フリーターだなんだって

貯蓄ゼロっつーのがいっぱいいるらしいじゃないか

大の大人が貯金もないとは ほんとふがいない

そもそも フリーターの増加は国力の低下につながる

わしらの世代は あのころの貯金があるし

まぁ 国力の低下につながるどころか

不良債権でダイレクトに国力を低下させまくっとったけども

それに 年金もおさめないらしいじゃないか

まったく 許されん

年金というのは 自分のためじゃなく

自分たちより上の世代を食べさせるために払うんだ っていう

そういう意識で支払うべきものなんだ

あーあ あのころ銀座でお金燃やしたりして遊んでた

あの金の半分でもとっておけばなぁ

年金なんて関係なかったのにな

とにかく 今の若いもんは

ほんっとふがいない



それなりの未来   ザ・茶番


いい見本を見て 育ったわけでもないし

悪いもんばかりを 見すぎたわけでもない

それなりに 育った若者が

それなりの未来を こさえてくのです


最近の若ぇもんと騒ぎねたんだおっさん

昔最近の若ぇもんだったくせにおっさん

世も末と 嘆き悲しむのか

未来が不安か それも運命です


いいとこも 悪いところも

あなたがたから学んだ

我々が 今後の世のなかを

それなりにやっていきます


(まかせんしゃーい!  みてらっしゃーい)

それなりおざなり 私なりに ほら

(だまらっしゃーい!  安心せぇ!)


「それなりのあなた」も 認めてるから




by 切腹ザムライ  at 21:21 |  ミュージック・ストーリーズ |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

music is my yellow pain

僕は学校でイジメにあって

そのなかで人格を形成された


僕は不信の中 世界というものを理解したし

人間を知った



人を心の底から信じれなくなったし

心を開くことは 弱みをにぎられることだとわかった

世界はもれなくクソで

永遠の我慢こそが人生の大半だ と




僕は 卒業してからも

いつも彼らの夢を見ていた

夢の中で 僕はこぶしを作って

なぐりかかるのだけれど

絶対にうまく殴れなくて

悪夢から目覚めて いつも思うのは


あいつらは・・・今頃

僕のことなんか忘れて

普通に生きてるんだろうな ってこと



輝かしい青春から 程遠い止まったままの時のなかで

悪夢にうなされる僕と

調子にのりまくって 女の子さえ抱いてるかもしれない彼ら・・・



僕は この闇の中で

ずっと生きていくのだろうか・・・

毎晩うなされながら・・

誰も信用できず


僕は このままでは

人生を生きられない と思った

僕が・・・本来の僕の人生を取り戻すためには

彼らを 殺すしかない と


あいつらを殺すことで

きっと 僕は 僕の過去を乗り越えられる

絶対の権力者として 乗り越えられなかった彼らを

簡単につぶせるんだ という自信


それこそが 今の僕に

必要なものなんだ



このまま 傷跡のなかに閉じ込められて

失われたままの時間をすごすなら

いっそ死んだほうがマシで

ただ死ぬくらいなら 彼らを殺したほうがマシ


子供でもわかる計算式




幸い 僕は彼らの家を知っていたし

包丁ひとつで十分に殺せる人間だったし

外では 


「少年法で今だけは罪が50パーセントオフ

さぁ 安いよ 安いよ タイムセールスは今だけだよ!!

未成年のうちだけっ!いつ法改正されるかわかんないよー!」


って大人たちが叫んでた

知りたくなくても 聞こえるくらいの大きな声で

今だけ半額 が僕の耳に届く




包丁を握り締めて イメージトレーニングを繰り返す

その僕のイメージのなかに

突然 老人があらわれた



老人は 言った


「あのゴミをさして 傷を乗り越えたとしても

よりハードな現実が待ってるだけじゃよ

それよりも 世界を刺せ


キミの背中にできた傷口から 羽が生えるんだ」


そういって 老人は僕に

ジョンレノンのCDをくれたんだ



「傷口からこそ 羽ははえる

世界を刺すんだ

ただ 勘違いしてはいけない

世界を呪うことと 世界を刺すことを


ゲロを詩的にしあげて 撒き散らすだけの

恥ずかしい大人になってはダメだ


物理的に ちゃんと

世界を刺せる羽を キミは持てるはずだから・・・



痛みやすくなったキミの心にしか

感じれないものがあるから」



僕は ジョンレノンの歌を聞き

本を読み


そして ギターを買った


雑誌の裏にあった四点セット19800円で

僕は 今夜も歌ってる



そして 包丁は

今夜も とりあえず

きゅうりを刻んでる

テーマ: 日々のつれづれ -  ジャンル: 日記
by 切腹ザムライ  at 19:42 |  ハードコア・ストーリーズ |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑

明日を夢見なきゃ 今日を生きられない

もーいやだ!

なんなんだ この日々は!

これが明日もあさっても続いていくなんて

も~僕には耐えられない


もう一度 夢にかけてみよう・・

まだ 遅くはないはず・・

あの空を 僕だって飛べるはず・・・

人は 夢をみるために うまれてきたのだから

僕らは やりたいことをやるために

人生って時間を 与えられたのだから



見上げたあの空は

あの日と 同じ青さで

僕に 新しい一年の始まりを 告げていた





羽化願



一身上の都合により 平成十八年二月三日をもって羽化したく

ここにお願い申し上げます


平成十八年一月四日 

飼育係飼育科 腹桐三郎(印)


株式会社 ドリーム・バタフライ

代表取締役 人生一度 殿




テーマ: とんでもねぇなぁこの事態 -  ジャンル: 日記
by 切腹ザムライ  at 19:41 |   |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

出会い方にこだわる

「合コンとかで知り合ったりする人って どう思う?」


「えー、最悪ゥ、だってさ、なんかいかにも仕組まれた運命って感じがしない?

どうせチャラチャラした人とかしかこないんだろうしさぁ」


「そうそう、合コンに来る男なんて

たいした男いないよねぇ」


「やっぱ自然な感じで出会って

自然に恋におちるっていうのが 一番理想的じゃない?」


「わかる~そんな恋してみたいし

出会い系とかさぁ ナンパとかさ

ホント最悪だよね~」






「俺、今回の件でホントこりましたわぁ

やっぱ、合コンとかナンパとか

そういうのをがんばっていきます!

職場とかはホントだめっす!

女に横のつながりをもたせちゃいかんです!

ぶったぎれてる関係性じゃないと、恋におちてはならんと

一生の教訓にしていきますです、はい」


「だろ~、だから俺が言っただろぉ

やつらは社会的な動物として未熟っつーか卑怯っつーか

おまえの今回のでもさ

すごかったもんなぁ、女どものあの風説の流布!

「やった、恋バナよっ、絶好の話題が舞い降りてきたわっ

ほらほら、皆さんお集まりになって☆

恋バナ様がご降臨なされたわよっ」
てな感じでさぁ

ちょーくいついてきたわけじゃん、かおりちゃんの話にさぁ

皆、そろってさぁ

で、そのあとの被害者づらした一方的な情報操作によって

おまえは職場をやめざるを得なくなったわけだろ?


まぁそれでも、周りを巻き込んで情報対決しなかっただけ

おまえはかっこよかったと俺は思うよ、うん

おまえがひとりで悪役全部かぶったおかげで

ワイドショー好きな暇人の皆の盛り上がりも

そこそこになったわけだし・・・

あそこでおまえが言い返してたらさ、結局泥沼になって

かおりちゃんも職場やめなきゃならなくなってたと思うんだよね

でもさ、女っつーのは、そういうのがいまいちわかんねーからさ」


「あの視線はホントつらかったっす

どこ行ってもじろじろ見られて・・・

俺がそんなになんかしたのかよ!て思ってたけど、なんか、それも言えないし・・・

俺、あの娘がそんなに馬鹿だと思ってなくて

もっと大人だと思ってたから・・」


「おまえは優しすぎるんだよ、な

今度俺がいい女紹介してやっから

風説の流布が おまえの身に届かない距離にいる

単体生物としての女を な


まぁでも、女になんか、あんま心ひらきすぎちゃあだめだぞ

どうせ、こんなことになるんだからよ」



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by 切腹ザムライ  at 20:34 |  恋愛関係 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

格差社会における冗談

「いやね、うちの前の家の人が共産党員なんですけどね

こないだもらったチラシをちょっと見てたんですわ

したらですね なんや 税金とか

ぎょうさんお金を持っている企業とかは優遇されて

わしら個人から ぎょうさん搾り取るような

そういう仕組みになってるらしいですやん


もうね、わし、カッチーンきましてね

お金持ってそうな人の家の庭に

片っ端からゴミ 捨てたったんですわ」


「いやいや、あかんやろ それ

何やっとんねん笑」


「いやね、今って 物捨てるのもお金かかるじゃないですか

そやから、ゴミは全部金持ってそうな人の家の庭に

捨ててくればいいわけですよ

したら、金持ってる人が かわりに金払って

ゴミ捨ててくれるやろうし

これこそね 格差をなくす第一歩やな と

共産党のちらし読みながら わし

思ったんですわ」


「いやぁ、わからんでー

金持ちはずる賢いからなぁ おまえが捨てたテレビを

ちょっと修理して売り払って

もっと金もうけたりするかもしれへんぞ

金もちはとにかく汚いからなぁ」


「俺が捨てたテレビ拾い集めて

バイク作ったりな

まったく 汚いヤツラやわ

そのバイク 実は私のです 返してください

言うても 絶対返してくれへんしな」


「いや、それは返さんやろ笑

じゃあ おまえは 今度の選挙

共産党に投票するんやな?」


「いや、自民党」


「なんでやねん!」


「もっと貧乏にしてください 言うて」


「あぁ、おまえ もやしと湯豆腐ばっかりの毎日

エンジョイしてるもんなぁ・・て なんでやねん!」


「テレビも前の家の共産党の人んちに捨ててやったしな」


「応援してるんやなかったんかい!」


「いや、金持ってんねん あの人

あんなでっかい家に住みやがって・・・敵やど!

金持ちめぇ・・・今度会ったらただじゃすまさん

票買うてください 言うてみよ」


「もうええわ!やめさしてもらうわっ」


「ありがとうございましたぁ」



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by 切腹ザムライ  at 22:44 |  ハードコア・ストーリーズ |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

希望の言葉

私がまだ「本当の自分」という概念を大切に思っていた頃

私はあの人の子供をみごもっていると信じていた


あの頃の私にとって

本を選ぶということは

救われるワンワードを探す旅だった

それさえあれば 生きていける、ような・・・

一言で、私の世界の見方を根本から変えてしまうような・・

そんな、ワンワード


あの頃の私にとって、言葉はなによりも真実であり

現実は、言葉に沿って、簡単にその姿を変えた


あの頃の私は、言葉がきれいにハマるためなら

自分にも簡単にうそをついた

いつものように、世界の暗部をえぐりながらも

どこかに希望の言葉が隠されているような

そんな本を探しに毎日図書館に来てた

私は・・・救われたかった

自分次第で見方が変わるといわれるこの世界の

新しい見方を、私に授けてくれる・・・そんな一言を

私は血眼になって捜し続けた


苦労の甲斐あって、私はしばしば「救いのワンワード」を見つけた

それを見つけられた瞬間の

「これだ、これを私は探していたんだ!」というあの感じ

私がことばにできなかった感覚を、他の誰かが適切に言葉にしてくれている不思議

そして、ワンワードを見つけた瞬間の あの無敵感

世界なんか意外にちょろいじゃん、と思える

あの背中にイナヅマがはしるフィーリングが、私をなんとか生きさせていた


私の人生は、新しいステップに入った!

そんなような言葉を何度も日記に書き綴りながら

私はなんとか生きていた


「子供を持てば、その瞬間から確実に

自分の人生には意味がうまれますからね」


人生の意味について、ちょうど考えていた頃のこと

私はすぐにこの言葉にうたれ

妊娠した


もしもあのとき、「想像妊娠」という言葉を誰かが口にしていたなら

その言葉にはばまれて

私の人生はきっと、ここまで振り切れはしなかっただろう


結婚して、離婚して、自殺しそこねて

私はいま、救われる夢を見ない

あの頃のような、両極のどちらかに思いっきりふりきれるような

そういう言葉より、その中間をほどよく描く言葉をこそ

私は好んでそしゃくするようになった


そんな私の今の図書館はハラキリロマン

「全ての精神薄弱者は言葉の奴隷だ」と彼は言う


昔の自分に、つまり彼自身に向けて言っているんだろうな

と想像し 私は微笑む

泣きそうな顔で 強がって必死に立っている彼の絵が浮かぶ

ゴミの山のお城に白い旗を立てた ランニングシャツの少年が 彼だ



ワンワードに救われようとしていた頃の私と

精神薄弱者だった頃の彼が

お互いが集めた魔法の言葉たちを交換しあう


ここまで生きさせてくれた言葉たちをかき集めた

宝物のノートをお互いに見せあって

そんなノートを持っていることを、お互いに馬鹿にしながら

私たちは、いい感じになっていく


やがて

お互い、初めて恋人と呼べる人を得て

でも、お互いにあまりに子供で、あまりに不安定で

そして当然のようにうまくいかなくなって


お互い、それぞれに

失恋の絶望を救ってくれる言葉を集めるために歩き出す

いままでとは、少しちがった種類の本棚の前に立つ私


そんな白昼夢が 救われなくても平気になった私のなかに沸き上がる


花火が遠くでなっている



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by 切腹ザムライ  at 23:38 |  ハードコア・ストーリーズ |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

現代日本語についての考察

日本語力の低下が言われてひさしい。

日本語が死んでいく、と嘆かれる旧世代のかたがたの気持ちも、

まぁわからんではない。


が、言葉というのは時代とともに変化していくもの。

いつまでも「てふてふ」とは言っていられないのだ。


言葉が移り変わり、昔の言い回しが使われなくなったからといって、

今の言葉が「ただしくない日本語」と呼ばれるのはどうだろう?


その論理でいくと、これから先、僕らには新たなボキャブラリーを

生み出す権利はなく、ただただ日本語を壊していくばかり、と

嘆かれるだけなのか、僕らの言葉は。


「気のおけない仲」なんて、もし相手が意味を履き違えれば

誤解をうみ、失礼とさえとられるような言い方はわざとさけるのが

この時代にうまれた以上、マナーですらあると思う。



これがただしいんだ!

本当の意味も知らないなんてばかなやつだ

ん?貴様らの言葉などしらん

知ってたらいいのはこっちだけだ、そっちを知らないことは

なんら恥ではない

いいか、気のおけない仲っていうのはだなぁ・・・



そんな古い言い方をしなくても、もっといい言葉はたくさんあるし。

死んでいく言葉たちに権威をもたせようとする意味が

ぼくにはまるでわからない。


むしろ その学校的な「ただしさ」にむしずすらはしるね




ただしくない、ただしくない、と。かな言葉を使い始めたころも

女性たちはこうやってあなどられたのかな。


ただ、唯一ちがっているのは

今の言葉は意識的にうまれてきたわけではなく

自然にうまれてきたぶん

まるで洗練されていないという点かな


でも その洗練との程遠さこそが時代の空気にマッチしている

と ヤパーリ私はそのようにも思うわけですよww





先日、雨の中駅につくと

横にいた女子高生二人組が言ってました






ちょっと、雨降ってんだけど







ありえなくなぁい









ちょーありえないんだけどぉ







・・・いや、けっこうありえるよ

わりと降るしね

雨。






私はそう心でつぶやきながら、彼女たちの横を過ぎ去ったのですが、

とにかく、今の若い人(まぁ、自分もふくめて)には

ボキャブラリーがない。


次々とうまれてくる新ワードは、そのほとんどが

強調句。

「マジ」、「やばいやばい」、「鬼」、「てげ(一部地域のみ)」

「うんこ(「とても」の意)」

なぜ、こんなにたくさんの強調句がうまれては消えていくのか

それを考えるために、これらを使うシチュエーションを

振り返ってみましょう


「これ、マジうまくなぁい」

「やばいやばい」

「これ、てげうめぇこっせん?」

「てっっっっげなうめーーー!(「て」から「げ」までのタメの長さによって、強調の度合いを調節する)」


「これ、マジ臭くなぁい」

「うんこ臭い」


以上でわかるように、とにかく皆さん







出川なみにリアクション芸人






なんですね。



その






オーバーリアクションシンドローム




にもとづき、強調句は発展していくわけです。






しかも、ボキャブラリーがなぜ少ないかというと

それは、次世代のコミュニケーションにとって



言葉の価値はかなり低くなっているからであると考えられます

それはもう 

ほとんど記号的な意味合いしかない

というくらいに。

前述のありえないは本来の

あるはずがない、という意味ではなく

ちょっと、マジきっついわぁ、信じられない、ていうとちょっとおおげさなんだけど、まぁちょっとおおげさに言うくらいでいっか。言葉のさじ加減なんて知らないしね。白か黒っしょ、この世の中


という意味。同じ言葉に、イントネーションとシチュエーションによって七色の意味をくわえてコミュニケーションする、というのが、記号的といった意味です


記号化された会話というのは



「これかわいくなぁい?」

「かぁわぁいぃいぃ!」

「これ、マジイケてない」

「やばいやばい!」


と言ったように、

同意を表す強調句


もしくは相手の言ったせりふを

そのままおうむ返しする





というだけでも





立派にコミュニケーションを成り立たせることができるのです




これは短期的な会話にかぎらず、長い話においても

根本はいっしょ




なぜなら言葉は そこに流れる空気の確認という意味しかもたず


ひいていえば


同意を求めるだけのコールアンドレスポンスにすぎないわけです


そこには難しい言葉は必要なく

ボキャブラリーはどんどん淘汰されていくのも必然


ただ そこには

テレビのうみだした



間をつかむ技術


というのがいきてます



どのタイミングで反応すればいいのか


深さよりも瞬発力のコミュニケーション


まさに 時代を象徴しているといっていいでしょう


文学が全盛だったころの

二重否定を多様した文体など




まどろっこしくて間が悪くなるだけ


村上龍のように




「言うまでもないことだが」といった枕詞を用いようもんなら





「なら言うなよ!」とすぐさまちゃちぃツッコミが入ります


たまに、うざいです
皆、たぶんそう思ってると思うけど










テレビがもたらす







国民総ツッコミ芸人化







はこれからもどんどん進んでいくことでしょう






で、ボケる技術のない人々が

なにかおもしろいことはないかとつっこみどころを探し

つっこみどころ満載の人間を作り上げては

笑いをとる、と

そこからいじめに発展することもしばしば


そんな時代にうまれた僕らに

昔の言葉をおしつけるなんて



まぁじありえないんだけど!




まとめ


まぁつまり なぜ言葉が死にゆくかというと

一つの言葉にたくさんの意味をもたせて

その記号としての言葉でコミュニケーションをするから


ためしに

今日一日


「やばいやばい」

だけですごしてみましょう


ほとんど 他の言葉は必要ねぇな

って気づくから




だりょうくらぶのように



「やぁ!」

「やぁ!」


と、それだけで意思疎通する


そんな時代が すぐそこまで



データの重さよりも通信速度

のりおくれのないように





by 切腹ザムライ  at 21:38 |  ハラキリ一人語り |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

音楽どんなん聴くの?

なんかね、こういう気分なんですよ


「音楽、どんなん聴くの?」つったら

「まぁ、わりとなんでも聴くね」

って答えられたときみたいな、ね


ほんと こういうやつは会話の趣旨ってもんをまったく理解してない

で なんでも聴くっつーから 

試しにダンスホールレゲエ系のアーティストの名前をだすと


あ、あぁ、わりといいよね


みたいなひきつった答えが返ってきたりして


なんていうんですかね

音楽どんなん聴くの?って質問は

会話のとっかかりとしての言葉であって

なにも あんたの音楽の趣味をためそうとしているわけじゃないし

ましてや

幅広い層の音楽を聴きまくるカッコイイ俺

を演出してもらおうなんて これっぽっちも思ってねーのに




それは 会話としての意味あいでいうと




血液型、なに?


あぁ どれでもあるね




て言ってるのと同じなんだぞ わかってんのかこらぁ




好きな食べ物ってなに?


いろいろ食べるよ




て答えんのか、こらぁ





なんかね あと

洋楽のマイナーどころを答えるとカッコイイ

とか思ってるやつも 会話の意図をまるで理解してないハゲだね




好きな食べ物ってなに?


チョモランマチャイチャイだよ




て言ってるようなもんだ


・・いや それはそれで会話のとっかかりになるけども笑




この場合 この会話に求められるのは

二人とも知っているアーティストから

曲の話とかになって なんかヘンな共感みたいのを持とうぜ
ってことなのに


あんた なんもわかっちゃいねーよ


まぁ たしかに 年齢とともにどんどんマニアックになっていく音楽の趣味ってのは

わかるけど たしかにそうだけど

こういう場合の会話ではさ

たとえ自分のど真ん中ではないにしろ

相手も知っていそうなアーティストの名前をあげて

共感の嵐にむせび狂おうよ そういうゲームじゃん

たとえば 俺がさ

好きなアーティスト?

そうだなぁ・・

ザ・茶番!

逆ADGE!

犬式!


て 答えてもさ しょうがないっしょ


相手は


あ、あぁ・・知らないなぁ

て、なるだけじゃん

これで なんか知んないけど 

ちょっと相手をうちまかしたみたいになる

そのヘンな空気感がすごくイヤ笑

なんか 反則技使われて負けたみたいな気分になるし


だから 好きなアーティストは?て聴かれたら


ブルーハーツ!

グリーンディ!

サザンオールスターズ!


て答えとけばええねん


なんか 会話ってのは歩み寄りなんでね

そのへん よろしゅうたのんますわ、ホンマ


テーマ: j-pop -  ジャンル: 音楽
by 切腹ザムライ  at 21:23 |  ハラキリ一人語り |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

つっこむだけがとりえのキミにレベルをあわせて

あいつが辞めたせいでさ ほんと

俺のギャグセンスがまったく発揮できなくなったかんね


あぁ 誰か また入ってこねぇかなぁ・・

あぁ それにしてもアイツはバカだったなぁ笑


「傷つくからやめてくださいよぉ」

なんつってさ やめるかっつーの笑


あぁいうやつをいじるのが 俺の才能だからねw

俺の類まれなるユーモアセンスをさ

もっとガンガンに発揮していきたかったなぁ・・



なんでアイツ辞めちゃったんだろ?

あぁあ つまんねーなぁ・・


そういえば 木村ってさ ちょっとヘンじゃね?

どこかしら 少しだけ普通じゃねぇよな?



そうだよ 木村だよ!

あいつは普通じゃない!!



あいつもたぶん かなりのバカだ きっと

掘ればきっと かなりいいもんでてくると思うな うん


やっぱ こういう金鉱を掘り当てるのって

俺のギャグセンスのなせる技だよなぁ・・・



俺って やっぱおもしろいなぁ☆



テーマ: 伝えたいこと -  ジャンル: 日記
by 切腹ザムライ  at 14:25 |  滅びし日本の姿よ |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ブログの効用~精神安定と永遠に残る独り言について~

K美のやつ、マジむかつく!

うちがあの人のこと好きなの知ってて

あんなふうにベタベタしてさ

男と女の前じゃ全然態度が違うし

うざいんだよ ほんとーに

学校じゃあ表面上ふつーに接してるけど

うち あんたのことなんて

友達だなんて 思ってないからね!





今日からブログをはじめます

よろしくおねがいします

私がブログをはじめたのは ある人に対抗するのがきっかけで

ていうか 私

全然あんな男好きじゃないし

何 勝手にほざいてんの?

どうでもいいんだよ あんな男なんて

あんたのことなんか 私だって友達だなんて思ってないし

ていうか

言いたいことがあったら 直接言えよ!

コメント欄のやつらもさ

「あぁ、わかる、いるんだよね そんな女」

とか キモいんだよ、おまえに私の何がわかるんだっつーの!

死ねよ!!






「あの人、ブログ書いてるらしいよ」


「えっ、マジで?じゃあ なんかあったら

ネットで悪口かかれちゃうの?」


「うん、あんま近寄らないほうがいいかも・・・」



「あぁ、よかった 教えてくれてありがと☆

ハルカはブログなんて書かないよね?」



「もちろんだよ

私たちの友情は 永遠だよ」




テーマ: 伝えたいこと -  ジャンル: 日記
by 切腹ザムライ  at 10:58 |  滅びし日本の姿よ |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ヒーロー

とぅっ!ヒーロー戦隊ニチジョウマン 参上!!


我こそはニチジョウマン

子供達に人生をそこそこ楽しむ大人の背中を見せるため

日夜社会と戦うヒーローなのさっ♪


駅前では 毎晩

子供達が 我々の生き様を否定するような歌を歌う

ロックンロールの過激な叫びは

社会にでるのが怖いという 彼らの悲鳴の裏返し


私は彼らの横に行き

我らヒーローのテーマソングを歌ってあげるのさ

♪ラララ~しあわせそうに見られることよりも しあわせであること

楽しそうな場所にいるよりも 楽しんでいること

それが一番大切だって知っているヒーロー ニチジョウマン~ラララ♪



彼らは私の美声に 恐れをなして逃げていった

「なにあのオヤジ、ちょー怖ぇ」

と、子供達が私を恐れることで

私はこの弱体化した日本にオヤジの恐ろしさというモラルを取り戻した

歌一曲で父権を復活させるヒーロー ニチジョウマン


我々ヒーローは 決して死んだ魚の目をして電車に乗らない

子供があんな大人にはなりたくない、と思わないような大人のビジョン

それを提供するため、日夜きりっとしているのだ

とはいえ、仕事でくたくたに疲れ切り、席にも座れず

長い距離を電車に揺られて帰るときなど、ふと油断すれば

さすがの私も瞳の輝きを失いそうになる


そんなとき 私は常に 女の子を捜しては その向かいの位置に陣取り

なんとかそのミニスカートの内側を見ることができないものかと

胸ポケットからボールペンを床に落としたりしては 試行錯誤している

こうやって試行錯誤するということは

脳の老化防止にとても役立つ気がするので

我々は 通勤するだけでとても得してる!

よっ、さすがニチジョウマン!


朝の満員電車では、もはや乗車の前から

ドアが開くのを待つOLさんの後ろの位置を陣取って

密室においてピタリとくっつく

もちろん お尻などには ビタイチ触らないっ!

そういうことではないのだ

ただただ きみがそばにいてくれるだけで

心が強くなれること

何より大切なものを 気づかせてくれたね

ありがとう


そんな感謝の気持ちに満ち満ちていると

もう会社に着いてしまった


会社には 人生サクサク阻止部隊というものがいる

彼らの存在こそが キッズ達に

我々のようになりたい という夢を

持たせないようにしている元凶なのだろう


それは 仕事の内容ではなく 人だ

彼らは「これこそが大人になるための裁きなのだ」

とその人当たりの悪さを「厳しさ」として伝承している

「私のときなんて こんなもんじゃなかったんだからっ!」

という概念が 日本文化財に指定される日も

そう遠くはないだろう


しかし いくら我々がヒーローだからといって

彼らを倒すというわけにはいかないっ!

この国の資本主義にとって 彼らのような人間は

必要な部分もある

何より 我々が背中で見せるものは

子供のような敵対の図式ではないのだ


倒さないけれど負けてない

うっとーしさをさけて ほどよく楽しむ


そんな我々のカッコよさに

ロックンロールスターでさえ 憧れているのだ!!

「マジかっけぇっす!リーマンさん!!

その背中の幅広さには 横浜アリーナもソールドアウトっす!!」


そんな嘘をばらまいて

もっと希望のあふれる国にっ!


我々ヒーローが つくっていくのだ

オールオアノッシングではない夢を見れる国を



by 切腹ザムライ  at 15:25 |  ハードコア・ストーリーズ |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

テレビとセックスとロックンロールが

通勤電車が五分刻みで通り過ぎていく

この時間帯がこの家でもっとも最悪だ


電車が通るたびに起きる震度3の揺れにも

まったく動じることなく キャシーは金髪をぐちゃぐちゃにして

女を捨てたようないびきをかき続けている


俺はこんな揺れと騒音のなかじゃあ

とても再び眠れそうもなく

キャシーの家の台所にいき お湯をわかす


電気料金未払いの督促状が 目に付く

佐々木 祐子様 だと

どこがキャシーなんだ とそのリアルな手紙にふきだしかける

と、キャシーの家の猫が俺のいなくなったベッドにもぐりこみ

その感触で キャシーが目を覚ます


「・・・あ、起きてたんだ」


「あぁ・・あいかわらず、電車すげぇな、ココ」


「あぁ・・安いからね、そのぶん」


そう言うとキャシーは 部屋のリモコンをとって

いきなりテレビをつける


途端にテレビからはじき出される 作り物の笑い声

俺は、俺の耳が しょうもない音を聴かせるな、と朝に怒っているのを感じる


この女は いくら金髪にしていても

こういうところが ロックンロールじゃねぇよな と

あらためて俺は思う

おまえはキャシーではなく どこまでも佐々木祐子なんだよ と


朝の一曲目は最高だ

一番研ぎ澄まされている寝起きの耳にこそ

もっとも奥行きのある音を流し込むべきなんだ


それが その最高の瞬間をテレビの雑音なんかにささげるなんて


「あ、お湯わかしてんの?

私のぶんも作ってくんない?」


「あ、いいよ

どんべえでいい?」


「うぃっす」


キャシーの家の窓から これから出社するご苦労さん達を見ながら

どんべえが適切にゆであがるための五分間を待つ

キャシーはあとのせでサクサクになるかやくを

先にいれてびちゃびちゃにする


茹でられて びちゃびちゃになったかやくは

あそこで通勤電車を待つあいつ等と同じだ

すっかり茹であげられて 歯ごたえもなく

何にぶつかることもなく飲み込まれてしまうだろう


あいつらがスペシャルだと思っていることを

俺達は 当たり前にやるんだ

と 素っ裸のままカップ麺をすするキャシーを見て思う

あいつらがスペシャルだと思うことを・・・


セックスはただのファックだ

何もスペシャルなことじゃあない

吐き捨てるようにセックスをし してはいけないといわれていることを普通にする


俺たちの生きざま

価値観の違うあいつらでさえ うらやむようなスパークをうんでやる


積み上げるのではなくたたき壊す方向で

瞬発力だけで どこまでも


でも 明日は

究極のラブソングを書こうと思う


おおげさに とにかくおおげさに

生身の人間ではもはや追いつけないくらいの愛を歌ってはじめて

俺達は あの電車に乗らないで生きていけるから


それが この国のロックで

俺は、それで食っていく、ということを現実に考えている


歌詞は、重要じゃない

そこは・・・あいつらにくれてやる


あいつらが喜ぶ程度の言葉と愛で

俺はあいつらから金を得るんだ・・・

それでも ちゃんとロックだし

それでも あんなふうに生きるよりはずいぶんマシだから


テレビとセックスとロックンロールを

ゆさぶりながら 電車が通り過ぎていく



テーマ: (´・ω・`) -  ジャンル: 日記
by 切腹ザムライ  at 02:03 |  ハードコア・ストーリーズ |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

きみだけを spitz

街は 夜に包まれ

行き交うヒトダマのなか

「よっ、おにいちゃん

キャバクラはどう?キャバクラは?」

大人になった悲しみを

見失いそうで怖い

「まぁ、本命は別にいるんだけどさ

なんていうの?

ステーキだけじゃなくカップ麺も食べたい、みたいな?

花の命は短いからね~

楽しまなくっちゃ♪」


「ははは、でも本命はステーキで

浮気相手はカップ麺てひどくない?(笑)

カップ麺くらい我慢しろよ(笑)」


砕かれていく・・・僕らは



街でキミに似た後ろ姿を見つけては

ドキドキしてた

もしかしたらキミかもしれない

小走りでかけだす瞬間が高鳴りのピークで

現実に笑われて目がさめる


でも、大丈夫

後ろ姿はあんな感じだった

僕は忘れてない

まだみえている

大丈夫、キミの姿が見えている限り

いつか見つけることもできるはず


「まぁ、なんつーかさ

愛だなんだ言ってもさ

もうセックスしちゃったらそれで

飽きてきちゃうわけだしさ

そう考えると

この女相手にくそご苦労な努力強いられてる自分が

馬鹿げて見えるのよね、ホント」


虚無はあいかわらず僕らの周りに漂い続けて

全てを俯瞰的に見させては

かたっぱしから一般論にすりかえていく

そんな街の風のなかで

ミニマムなこの想いだけを消さないように


キミだけを描いてる

僕の心を守ってくれているこの想い

目を閉じて キミと歩くこの街の夜


誰かといても

僕はずっと一人だよ


うまれてから ずっと僕は一人、夜の街を歩いている


いつか、どこかで

キミに出会えるその日まで


テーマ: j-pop -  ジャンル: 音楽
by 切腹ザムライ  at 21:21 |  ミュージック・ストーリーズ |  comment (3)  |  trackback (0)  |  page top ↑

誘拐されました

怪盗フォーエヴァーヤングよりの脅迫状



テーマ: 伝えたいこと -  ジャンル: 日記
by 切腹ザムライ  at 18:40 |  滅びし日本の姿よ |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

電車内の正しさ その3

ざわ      ざわ




       ざわ    ざわ






「来たっ!お越しになられたぞっ!」


「おぉっ、マジで?ひかえよらないとな、これは!」


「けけっ、今日のイケニエはどこのどいつになるだろうなぁ・・」


「来たぞっ!!口をつつしめっ!

老人さまのご乗車だっ!!



「おぉ、このわしのための電車の座席に 愚かな若者どもがびっしりとへばりついておるのぅ

今日はどいつを立たせてやろうかのぅ・・

おぉ このねーちゃん なかなかいい足をしとるじゃないか

このねーちゃんを立たせてケツをおがむってのも

悪くないかもなぁ にゃむっ」





ざわ      ざわ




       ざわ    ざわ






「来たっ!」


「え、マジで?」


「あぁ、今日のイケニエはどいつだろうなぁ・・」


「来たぞっ!!老人さまだっ!!



「おぉ、わしの座席に 愚かな若者どもがびっしりとへばりついておるのぅ

今日はどいつを立たせてやろうかのぅ・・

おぉ このねーちゃん なかなかいい足をしとるじゃないか

このねーちゃんを立たせてケツをおがむってのも

悪くないかもなぁ にゃむっ」





「来たぞっ、老人さまだっ!」


「ひえぇ、今日はどの村が襲われるんじゃろうなぁ」


「わしらは老人様に許されて 生かされているようなもんじゃからなぁ

老人様がお取り上げになろうと思えば

わしらの席など一瞬じゃて

わしらは 老人さまから席を借りておるだけなんじゃ」


「ひぃい、来たぞっ!」



「・・・おや、あの老人様 出入り口付近にいかれたぞ」


「?どういうことじゃ あんなところに席はないぞ?」


「ま、まさか・・あの老人様

席に座らず、立って電車に乗られるつもりでは!?


「ば、ばかなことを言え!

もし老人様にそんなことをさせてみろ

車内の倫理を司る「世間」さまがゆるしゃあしないぞ!」


「し、しかし・・あの様子だと・・」



「老人様、ささ、お席のほうへ、ご案内いたします」



「なっ、おばさんが老人様の手をとった!」



「関白政治だっ!!


老人様を天子としていただいて


あのおばさんが正義の旗を振る気なんだ!!」




「ささ、なんなりとこの

太閤ひでよ にお申し付けくださいませ

あのけしからん若者どもを

床に正座させるところから はじめましょうか ね?

老人様が電車にお乗りあそばされていらっしゃるのに

いまだ席に座り続けるなど、言語道断!切り捨て御免じゃないですか」




老人様「・・・たのむから

ほっといてくれんかのぅ・・

わしは いすとりゲームをしたくて

電車にのっとるわけじゃないんじゃ・・・

ただただ 空気のように 土地を移動したいんじゃ

皆さんのように 車内の空気となって

誰に注目されることもなく

誰に気を使わせることもなく

ただ リラックスして 土地を移動したいだけなんじゃ・・

正義も偽善も世間体もイスもわしの問題ではない

ほおっておいてはくれんかのぅ?」



by 切腹ザムライ  at 13:34 |  ハードコア・ストーリーズ |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑

電車内の正しさ その2

こないだ わりと楽しい気持ちで電車に乗り

メールしながら帰ってたわけです

俺はちょうど電車の出入り口付近に立ってて 俺の周りには

男女がそれぞれ二人ずつ立って それぞれに携帯をいじってたのね


そしたらそこに 謎のおっさんがあらわれて

んん、んんん!

と メッセージを込めた咳払いを放つわけです


俺はもともとメッセージを込めた咳払いが大嫌いなんだけど

そのおっさんは俺らのまわりをうろうろしながら

「んん、んんん」と連発し続けるわけ



多分 彼は

電車内で携帯をいじるなんて なんて悪党どもなんだ!

ここにペースメーカーつけている人が乗っていたらどうするんだ!

おまえら 責任とれんのか えっ?



というメッセージを放ってたんだけど

俺は 死んだばあちゃんが糖尿病でペースメーカーをつけていたので

だいたいどのくらいの距離で携帯が危険なのかも知っていたし

(ばあちゃんは先生に 

右手で使えば ばあちゃんが携帯をかけることもできる

といわれたらしい、つまり 心臓からそのくらいの距離)

そのうえ 俺の携帯は病院でも使われているウィルコムで

(まぁ、これは彼にはわからなかったことだけど)


うぜーなぁ、と思いながら 彼の正義の咳払いをシカトしていると

おっさんは目の前の 中国人らしき女の子の傘を蹴りだしたのね

酒臭い息で、酔っぱらった正義を振りかざしてさ

女の子の傘を蹴るわけですよ


さすがにちょっときれた俺は

「なんか話でもあるんすか?」

ていったんですよ、ここで言わなきゃハラキリロマンは名乗れないだろ、と

すると おっさんは途端に甲高い声で

「ないよ、ないないない」

と答えるわけですね。

「でも、今傘蹴ってたじゃないですか」

という俺に

「んーん、蹴ってない、当たっただけ」

と・・。



なんていうか、電車のアナウンスが勝手に倫理とか正義を

作り上げていくのはいいんですけど

なんでも丸のみっていうのはどうですかね?

最初は「携帯の電源切れよーペースメーカーの人がしぬぞ」

て言ってたのに、今では

「優先席以外ではマナーモードにしとけ」て、なに?

マナーモードだとペースメーカーは死ぬでしょ?

マナーモードの根拠はなんなの?電車で携帯でしゃべるとうざいから?

携帯を電車内で使っている人を見ると、おれも無意識に嫌悪感を抱いちゃうけど

でも、携帯でしゃべっている人より、電車に乗ってしゃべっている人のほうがうるさいのよね

携帯でしゃべっているのは一人だけど、電車でしゃべっているのは二人だからね

二倍うるさいわけでしょ、理論的には

なんで携帯でしゃべるほうがムカつくんだろうね

完全に電車会社に植えつけられた正義感だよね

まぁ、いいんだけど、だったらそれはそれで

正しいペースメーカーの知識とかもアナウンスするべきだと思う

ペースメーカーが死ぬ、しぬ、てだけ言われたらさ

そりゃあ正しくありたい人々は怒るだろうけどさ

間違った知識で中国人の傘をけらせたのは

電車会社のアナウンスだからね


あの中途半端なアナウンスが 無知と正義感をくっつけて

おっさんを操ったんだよ



電車内の携帯=悪という図式を作るために

鉄道会社が用いた建前が 医療器具に支障をきたすおそれが・・

だったけど もはやそれは形骸化しまくっていて


優先席だからといって 電源を切る人はほとんどいないはず


たぶん この状況に鉄道会社もとっくに気づいているはずだけど

「アナウンスはしている」という責任逃れがあるので

それ以上は何もしないっていうふうにしか見えん


電波遮断車両とか 作れなくはないと思うんだけど・・

宇宙にいける時代だもんな


そういうのがあると 健常者の人も

電波が通じなかったいいわけが増えて 大変よろこばしいのに笑

いつもつながってなくていいねん、と


俺がペースメーカーだったら

絶対今の電車には怖くて乗れん

車内のマナー向上にご理解とご協力が得られないとわかったのなら

ポーズだけじゃない手をうっていくべきじゃないですかね




テーマ: ひとりごと -  ジャンル: 日記
by 切腹ザムライ  at 13:09 |  滅びし日本の姿よ |  comment (1)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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