2008/02/26
夕凪 真心ブラザーズ
こんなはずじゃあない人生を捨てに
海へ来た
青からむらさきへ自然にうつりかわっていく空に
自分の人生への深い隠喩を見たようで
僕はずっとその場にたちつくす
止まった時のなかで暮れゆく太陽
涙がでる
誰のために なんのために
夕凪の海は 全てを許して
僕を優しく包みこむ
「去ってゆく人達とも
つながってるのさ」
あの日自殺したあいつが、むかしつぶやいた言葉がよみがえる
僕は僕を 君を 世界を
大切にしよう〜♪
うみべを走る子供がうたう大人の歌にはっとわれに返り
僕は ちょっとだけうみべをあるいてみることにした
「すごい行列ですね」
僕は並んでいる人のなかでも
一番話しかけやすそうなおじいさんを選んで話しかける
「なんじゃ、天国の扉が
おまえさんにも見えるのかい?」
「ええ、本当に美しい場所ですね
僕も、時の終わりには
こんなに気持ちのいいところで
死にたいもんです」
その海は大きく優しくて 圧倒的に死だった
現世に対応できない反動で死を美化していく
コミケピーポーやビジュアル系近辺の人々のポエムを
その少女漫画的な死の表現の全てに
「ちょっとおおげさかもよ」
と微笑む
それくらい ありのままに
そのままの 死だった
「うむ、いい表情をしとるわい、にゃむっ
この列の最後に並んでいくがいい」
言われて見てみると
天国の扉へと並ぶ行列の人々の顔は
全ておだやかで
゛見えている゛顔をしていた
ここで扉を開けられるのかな
扉を開けてでていく
それはすごく魅惑的な提案だった
けど・・・でも
「いえ、でもやっぱり僕はまだ」
「ふぉっふぉっふぉっ
大丈夫じゃよ
あの扉は誰にもあけられはせん
開けるためじゃなく
並ぶためにあるんじゃ
開かない扉に並んではじめて
許されてることを知れる
この美しい世界を
より美しく感じるために
並んでいくがいいわい、にゃむっ」
その老人の気持ちのいい笑顔が
夕焼けににじむ
「忘れた笑顔は取り戻せそうか?」
ここに来る前に同僚にかけられた言葉
宗教的なまでに美しい海をみながら
僕はその夕暮れの空に微笑んだ
涙がとまらない
海へ来た
青からむらさきへ自然にうつりかわっていく空に
自分の人生への深い隠喩を見たようで
僕はずっとその場にたちつくす
止まった時のなかで暮れゆく太陽
涙がでる
誰のために なんのために
夕凪の海は 全てを許して
僕を優しく包みこむ
「去ってゆく人達とも
つながってるのさ」
あの日自殺したあいつが、むかしつぶやいた言葉がよみがえる
僕は僕を 君を 世界を
大切にしよう〜♪
うみべを走る子供がうたう大人の歌にはっとわれに返り
僕は ちょっとだけうみべをあるいてみることにした
「すごい行列ですね」
僕は並んでいる人のなかでも
一番話しかけやすそうなおじいさんを選んで話しかける
「なんじゃ、天国の扉が
おまえさんにも見えるのかい?」
「ええ、本当に美しい場所ですね
僕も、時の終わりには
こんなに気持ちのいいところで
死にたいもんです」
その海は大きく優しくて 圧倒的に死だった
現世に対応できない反動で死を美化していく
コミケピーポーやビジュアル系近辺の人々のポエムを
その少女漫画的な死の表現の全てに
「ちょっとおおげさかもよ」
と微笑む
それくらい ありのままに
そのままの 死だった
「うむ、いい表情をしとるわい、にゃむっ
この列の最後に並んでいくがいい」
言われて見てみると
天国の扉へと並ぶ行列の人々の顔は
全ておだやかで
゛見えている゛顔をしていた
ここで扉を開けられるのかな
扉を開けてでていく
それはすごく魅惑的な提案だった
けど・・・でも
「いえ、でもやっぱり僕はまだ」
「ふぉっふぉっふぉっ
大丈夫じゃよ
あの扉は誰にもあけられはせん
開けるためじゃなく
並ぶためにあるんじゃ
開かない扉に並んではじめて
許されてることを知れる
この美しい世界を
より美しく感じるために
並んでいくがいいわい、にゃむっ」
その老人の気持ちのいい笑顔が
夕焼けににじむ
「忘れた笑顔は取り戻せそうか?」
ここに来る前に同僚にかけられた言葉
宗教的なまでに美しい海をみながら
僕はその夕暮れの空に微笑んだ
涙がとまらない



